書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

読書会

読書会が好きだ。昔から機会があれば参加していて、最近も友人が主催してくれた会に参加したけど面白い。ただ、紹介された本を検索して、時には手に取って読んでみるけど、どストライクで自分に刺さることは少ない。無いとは言わないけど、今まで読書会で紹介された本で、めちゃくちゃ面白かったと思える本は数え切れるほどしかない。

自分にどストライクな本、人生に大きな影響を与えるというような本は、自分で見つけている。引き寄せの法則とは言わないけど、必然的に自分で出逢えるようになっている。それか、俺のことをよく知っている、心を許した友人や、メンタークラスの人からの紹介経由で、そういった本とは出逢ってる。読書会では、そういった本とは出逢えない。

読書会で紹介をされる本は、自分が書店で見たり、何かの紹介で知った程度ではまず手に取らない本。読書会に参加している人が「面白いよ!」と後押しする、そういう手に取るブースト、読もうと思うブーストを掛けてくれるからこそ、実際に手に取り読んで、「あー、こういう世界があるんだ」と楽しむことができる本。読書会って、そういった、ちょっと自分の好みとは違う、斜めからの本との出会いを与えてくれる。紹介された本が、自分の好みそのものだったという経験は素敵かもしれないけど、それよりも、ちょっと自分の好みから外れた本を紹介される方が楽しい。

 

そして失礼を承知で言うと、読書会で紹介される本自体には全く興味が沸かない時もある。でもそれでも楽しい。正直、紹介される本より、好きな本を紹介する人の姿を見るのが楽しい。最初は緊張している人でも、好きな本のことを紹介し始めたら段々早口になるし、強張っていた顔はどんどん笑顔になるし、興奮してきて身振り手振りも交えながら、力いっぱいこの本が好きだということを伝えてくれる。本の表紙をこちらに向けて、「この本面白いんです!」って言ってくれる姿を見れるだけで、読書会に参加する価値がある。好きな本を紹介する人の姿は、幸せな気持ちにさせてくれる。

 

という訳で読書会、どうかお誘いくださいませ。