書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

大切なものを言葉にして書き出しておく

大切にしているもの、大切にしている人とか価値感とか物は一つじゃない。人であれ、価値感であれ、物であれ、大切にしているものは、各々幾つかある人が殆ど。人によって数は違うし、対象によっても変わる。幾つなら適当だというのも人によって違うけど、それらが1つしかないって人は、殆どいないように思う。そして、それらを頭の中で把握しているつもりだし、優先する順位付けも出来ているとも思っている。

人生、それら大切にしているものを試される時がある。緊急事態や、突発的なピンチの時に、大切にしている人や、価値観や、物を選択しなければならない時がある、優先順位を付けなければならない時がある。平時の頭の中では把握しているつもりでも、人間、意外と適当なので、その時の空気や流れに影響を受けてしまう。ぼやけたり、見えなくなる時がある。それらのせいで、思いもよらない言動や行動や回答をしてしまう事がある。それが怖い。

 

大切なものを言葉にして書き出しておく。大切にしているもの、人や価値観や物を、頭の中に入れておくだけではなく、書き出しておいた方がいい。手帳に書き込んだり、PCやスマホに、テキストデータで書いておくのもいい。どれだけ急かされても、どれだけ突発的でも、10秒や20秒、手帳やスマホを見る時間はあるだろうし、焦り、不安に支配された頭の中の把握で判断するよりも、平時に書き残した大切な言葉の方が信用できる。大切なものは何で、優先順位はどうなのか、そこに書いてある。

そして書いて言葉にしておけば、優先順位を客観的に見直すこともできる。大切にしているもの、人や価値観や物の順位はそうそうは変わらないけど、それでも日々生きていく中で、微妙に変わっている時もある。1番のものは変わらなくても、4番、5番は入れ替わっているかもしれないし、大きく順位を落としているかもしれない。頭の中でだけで把握していると、そういう小さな変化は見え難い。些細な変化に気が付けない。頭の中でうやむやになってしまっている。でも書いて言葉にしておけば、それをたまに眺めてた時に「あれ?」と違和感を覚える事が出来る。そこで書き直しておけば、今の自分にあった大切なものを言葉にしておけるし、頭の中もその言葉で更新しておけばいい。

 

誰に見せる訳でも無いんだから、メモ程度でもいい。形に拘らなくていいし、赤裸々に書き込んでもいい。

大切なものを言葉にして書き出すことを、続けていきたい。