書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

ちょっと下った所までいく

遊びでも仕事でも、掛けた労力や時間を考えたら、ここらが潮時という所がある。

そこで止めれば、確実に綺麗に終われるのに、その先まで行ってしまう。潮時が分からないのならまだわかるけど、何となくこの辺かなと判断できる時でも、止まらない。と言うか止まれない。

丁度良い所、潮時のほんの少し先に「ここが頂点」というポイントがあって、潮時でやめない、止まらないから、そこを確実に通る事はできる。通って、ここが頂点と分かる。わかるんだけど、大抵そこで止まれない。今が頂点だと気が付き、ブレーキを踏むけど、走ってる電車のように、慣性が付いてズルズル流される。「ハイここ!」と、ピタッと止めることなんてできない。頂点を過ぎているのは勿論、自分で止めることが出来た、潮時だと思った所より、よろしくない所で止まる。成果が駄目になる訳では無いけど、無駄な時間を掛けてしまう事になったり、成果を割引させられることになったり、相手がいる場合、時にちょっとしたしこりを生んでしまったりする。

当たり前の話として、丁度良い所、潮時を把握して、自分の意志の下、そこで止める方が賢い。回りに、あそこで止めといたらと言われる時もあるし、そもそも言われなくともわかってる。人によっては愚かに見えるかもしれないし、自分でもそう思わない事も無い。強欲なのかもしれない。8割でいいのにと思う自分もいるけど、10割を夢見て7割で終わるみたいな。

 

でもそこまで行く自分が好きだ。結果的に損をしてでも、潮時で満足せず、そこで止まるより、頂点はどうなのか知りたい自分が好きだし、ちょっと下った所まで行ってしまう自分に満足しているし、後悔もしていない。

そしてそんな自分を肯定出来る所に、自分が成長できる可能性があるような気もする。