書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

言語化をさぼらない

自分が得意な事ほど、他人に上手く説明できない。他人に説明しようにも、何も考えずに、息を吐く様に、理屈で無く自然に出来る事を、どう説明したらいいんだろうと悩む。少なくともパッと聞かれて、その場で上手く伝えられない。

自然にできるので、自分の中では理屈じゃない、だから言葉にし難いし、他人と共通の分かり合える言葉に落とし込める自信がない。なのでバーッととかドーンとか、オトマノぺ的な表現が多くなる。悪気も無く、こちらも必死で伝えてはいるんだけど、そんな感じだから伝わらない。

それより、元々は出来なかった事とか、苦手だった事とかの方が理解してもらいやすい。自然に出来ない事は、理屈に頼って出来るようになってきた。大抵それらは誰かに言葉で教えてもらっており、理屈で受け入れた結果出来るようになってきた。理屈なので、他の誰かに伝えるにも言葉に落とし込みやすい。精々自分流の表現に言い直して伝えるだけ。

 

ただ苦労はするけど、息を吐く様に、理屈で無く自然に出来る事を、他の人に伝わる言葉に落とし込む事には意味があるように思う。言語化という翻訳をする過程で、自分にも全く新しい気が付きが降りて来そうな気がする。好きな事なんかもそう。理屈で好きな理由を語れる事もあれば、生まれつき好きなこととか、説明できないけど好きな事もあるけど、それも同じじゃないか。伝わる様に言語化してみたら、その過程で新しい何かが見えてくるからもしれない。

 

普段、新しい自分を教えてもらうのは他人の目からの指摘だけど、これらを上手く言語化出来れば、それを自分で見つけることが出来るかもしれない。

言語化する事を、さぼらずにいようと思う。