書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

今、目の前の割合を増やしたい

相手を見る瞬間、どれだけ先入観を持たずに見ることができるか。今、目の前のその場で、ちゃんと判断できるかどうか。過去受けた経験や印象で、ある程度判断する事は悪い事じゃないけど、どこまでその過去に頼るか。

どれ位が適切かどうかわからないけど、目の前より、過去の割合が多目なのは、ちょっとまずいのかなと思う。

 

過去の経験で判断となっても、その過去と今の状況は全く同じじゃない。似ている状況、一見同じように見える状況でもどこか違う。言って良い事、言っては駄目な事、やって良い行動、やっては駄目な行動が、過去と違う時がある。同じでも、程度が違う時もある。

そもそも、余程親密でもない限り、相手の全てを見ている訳でもないし、知れてもいない。常に時間は過ぎている。人であろうが物であろうが絶対に何かが変っている。

向こうだけじゃなく、此方だって変化している。過去に感じたものと、今感じるものは違う。受け手として、昔はそれで良かったと思う発言や行動も、今はそう思えないかもしれない。逆に過去受け入れ難かった事も、今なら受け入れられるかもしれない。

 

大事なのは相手を見る時も、此方を見てもらう時も、出来るだけ今日、目の前の割合を増やすという事。

過去、あまりいい印象が無かったとしたら、その印象を受けた過去を出来るだけ許し、可能な限りフラットに相手を見る事。いい印象だったなら、更にいい影響を受ける事を期待しつつも、過度な期待も掛け過ぎない事。いい印象を持ってるからこそ、今を見る事をサボらない事。

疲れるし、キリも無いのは分かっているし、ある程度は過去の印象に頼らないといけないのもわかってる。その上で、その割合を出来るだけ減らしたい。

 

今、目の前のその人はいるけど、ひょっとしたら次は無いかもしれない。なら手を抜かず、今、目の前を見る機会、感じる機会を大事にしたい。

 

口で言うのは簡単だけど、今、目の前の人を見ようとする気持ちに、手を抜かずにいれたらと思う。