仲がいい人の趣味事に参加した際、ミスしてしまったんだけど、鬼の形相、目が三角、口角あげながら怒られた、唾を飛ばされながら怒られた。
何時もの温和な姿からは想像できず、表面上はともかく、その場はずっと動揺させられた。その日の最後、普通に笑ってまた誘ってきたのは驚いた。こっちの受けた衝撃に全然気が付いていない。
どんな人でもいろんな面がある。家族のように親しくなればなるほど、いろんな面を知るだろうし、付き合いの程度によってはごく一部の面しか知らないこともある。家族だからこそ、仲いいからこそ見せない面だってある。
人は色々な面あるのが普通。
それをちゃんと理解し、今その場にいる人や、コミュニケーションを取ってる人に、どの面で接するか選択できているかどうか。
どう見られているか意識することが大事。
逆に人を見る立場になった際、どの面を通してその人を見ているか、理解できているかどうか。
どう見ているかを意識することが大事。
見せてる面だけがその人の全てなんかじゃないし、違う面があって当たり前だという事を心得ておく。
余裕が無い時に、意図せず本人が違う面を見せる時もあるだろうし、それを受けて、それがすべての面だと受け取って評価をしない。
先の人に関しては、普段の温和な面も本当だし、この時見せた面も嘘じゃない。好きな事や趣味に没頭してるんだから、違う面が出ても、不思議じゃない。普段より理性のバリアは薄く、下手したら無かったのかもしれない、普段温和だからこそ余計に。
意図せず意外な面を見せられて、その面に俺が驚いた、ただそれだけ。
こういう面もあるんだなと、理解しておこうと思う。
人はいろんな面の集合体でもあって、その内のどれか、時には複数を通して社会や人と接してる。普段目にするのと違う面を見せられて、これは良い面、これは悪い面と思う時もあるけれど、それはあくまでも自分にとっての面の話。
出してくれてる面、接してくれてる面で、その人との付き合いを深めていきたい。
たまに新しい面を見せてくれ、その結果、新しいその人を楽しめるような付き合い方をしていきたい。
多分付き合い上手とは、そういう事を言うんだと思う。