書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

裏切られない生き方と、裏切らない生き方

人に惹かれるのは、何処かその人に魅力的な所があるから。

 

最初のうちは、その魅力的な所を見て、接するだけで十分だけど、見てない、接していない所にまで、勝手なイメージをどんどん付けていく。そして勝手にそのイメージに期待して、自分を預けてしまう。その内、そのイメージを崩されて、腹が立ったり、傷ついたりで、勝手に裏切られた気分になる。

向こうは別に普通にしてるだけで、何も悪くない。何時も勝手に期待して、勝手に預けて、勝手に裏切られる。

 

頭が良くてカッコもいいけど、特定の分野ではゲスい奴がいたり、普段あまり上品じゃなくても、ここぞという時にはびっくりするぐらいプロとしての矜持を保つ奴もいる。その他諸々で色々な奴がいる。

惹かれる人は、皆どこか凄い所があるんだけど、どこか欠けていて、どこか抜けていて、少々怠けものだったり、なんなら最低なところもある。

全部完璧な奴って、いない事も無いんだろうけど、極々稀だし、そう見える人がいても、欠けている、抜けている、その他マイナスなところが、まだ奇跡的に見えてないだけじゃないかと思う。

 

なので、接していない部分のイメージを勝手に付けるのを止めた。接してない、見えてないところは「無」にする。別に想像しなくていい。それでいい。

そして接していって、もし嫌な所を沢山見たとしても、一つぐらい良いところがあれば、そこだけ見て付き合えばいいのかなと思うようにした。

その人の良いところだけに見て、悪いところは見ない。良いところだけに接して、多くの悪いところは接しない。そういう風に生きていけば、裏切られたなんて、勝手な被害妄想にまみれずに済む。完璧な奴なんてやっぱりいないと信じる。

 

同時に、相手からもそういう目で見られている可能性を忘れない。預けてくる人の中にも、全部こっちに預けてくるような人だっている。どうであれ、持たれたイメージは受け取る。でも、出来ればそこで変に期待もさせたくないし、後で全然違うって文句言われるのも嫌。そして裏切られたなんて言われたくない。

なので最初からダメ人間オーラ全開、その上でたまに良い所を見てもらって、付き合ってくれるような関係の方が、こっちも楽だなと思う。

 

という訳で、これからもダメ人間オーラをぷんぷん出していきます。

ダメ人間って良い響き。