書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

10人中、7人無関心、2人は敵、1人いるかいないか

学生の時分、友人が少ないことを悩んでいた。単純に寂しいが半分、友人が少ないと、回りから思われるのが恥ずかしいのが半分。集団で動くのが苦手なので、へりくだってまで友人を作ろうとも思わなかったけど、制服姿で楽しそーにやってる人達を、眩しい目をしてみてたのは覚えてる。

 

人によって多少は違うんだろうけど、知り合いと友人は別。友人と知り合いの違いは、価値観の違いを認め合うことが出来る人か、そうでない人か。違いが刺激となる、寧ろ好ましい事と思わさせてもらえるか人か、そうでない人か。勿論お互いさまであり、こちらは問題が無くても相手がどう思うかは別の話で、自然と疎遠になったりするのは、相手がその価値を見出してくれなかったという事。

 

昔、数少ない友人だった、ちょっと年上の人に友人が少ないと話したら、「10人知り合いがいたとして、その内の7人は、本当はお前の事なんかに関心が無い。そして2人は敵。で、残った1人ぐらいが、友人になれるかどうか。世の中そんなもん。」と言われて滅茶苦茶安心した。あー、そんなもんなのかと安心できた。

 

多少なりとも気が合い、その時は共鳴してるかもしれないけど、7人は自分や自分の大事な人、物の事で頭がいっぱい。2人は上手い事接しながらも、何かを引き出そうとしたり、足を引っ張ってやろうと思ってる、今でいうテイカー。残りの1人がそういうの越えてくるか来ないか。振り返ると、こっちだって多分そんな感じで周りを見ていた。なのでお互い様。

 

友人なんて、そんな簡単にできない。だからその数なんて気にする必要なんて無いなと。勿論いたらいたで良いけど、いなくても大丈夫。「一年生になったら」の歌はファンタジー、忘れろ。それよりも若い時は自分の殻の中に閉じこもって、己と向き合っておいた方がいいよと。

 

「友人が少ないんです」と相談してきた、若きあなたと、大昔の自分におくります。