愛用のボールペンを何時買ったか調べたくて、Amazonの購入歴を見てみた。何時買ったかは直ぐ分かったけど、ついでに毎年のAmazonでの購入履歴も確認してみたら、ここ数年、年を追うごとに、購入の量も金額も減っていた。買い物の量も金額も減っていないので、Amazonで買うのが減っただけ。分かってもいたけど、履歴でちゃんと確認したのは初めてだったから、こんなに減ってたのかとちょっと驚いた。
ネット通販と違い、店員のいる店舗で現物を見ると、言葉で表せない、違う何かを感じる時がある。高い安いも関係無く、実用的な物、趣味の物も関係無い。理屈じゃないその何かが、買う気でいたのを覚めさせたり、冷やかしで来たのに、俄然買う気にさせたりする。多分どれだけモニターが良くなっても、VRで商品を見ることが出来ても、同じことを感じる事は出来ない。
物を買うって、正解とか間違いとかじゃなく、それを買って自分がどう思うか、どう満足するか。それが大事でそれが全て。ネット通販では、正解は分かっても、満足かどうかはわからない。
満足を得られる、実店舗と現物と店員からくる感覚を楽しみたい。欲しいものを手に入れる行為、そのものが楽しいと思える事を、自分は大切にしたい。
それを得られるのなら、ネット通販の便利さと効率の良さは捨ててもいいかなと思う。