書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

しがみつく

芸能人でもスポーツ選手でも、頂点を極め、その位置から落ちるまでに引退するのが、カッコいいと言われる。極めた者の美徳。引き際の美学。確かに傍から見ていてカッコいいと思うけど、しがみついて頑張る人の方が個人的にはカッコいい。

頂点を過ぎたことなんて、やってるその本人が一番よくわかってる。芸能であれスポーツであれ、数字としてハッキリ現れるし、そもそもそれがわからない人が、それなりの所まで登り詰めることが出来るとは思えない。それでも、まだやれる、まだやれると、時に自分を騙してでもしがみつく。ボロボロになるまでやって、人知れず自分の意志で辞めれるならまだマシで、多くは周りから辞めさせられることになる。

人によっては往生際が悪いということなのかもしれない。でも、ずっとそこで覚悟を決めて戦う生き方が、カッコ悪いとは思えない。生き方として、頂点で降りるより遥かにカッコいいと思う。

おこがましいけど、しがみ付く生き方が、一般人の自分にも当てはまると信じている。今なんとなく、仕事のパフォーマンスに関して、自分の可能性の中では、ほぼ頂点に近い位置に来てるように感じる。運にも恵まれ、周りの人にも恵まれ、自分自身でも出来過ぎな成果を上げてきたけれども、長くてあと数年も経てば、緩やかに下っていくように思う。

でもそれに対してシラけずに、何時までも何時までも、自分の思う頂点を夢見て、しがみついていきたい。何時までそのモチベーションがあって、何時まで結果が出るかもわからないけど、そう思う気持ちが途切れずにいて欲しい。

仕事だろうが、プライベートだろうが、ここぞと懸けた道に関しては、往生際が悪く、他人に惨めと思われようが、しがみついていたいと思う。