書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

なんで書くのか

考え事を頭の中だけでやってると、古い考えも新しい考えもごっちゃになって、そのうち煮詰まるので、紙の上で考える。頭の中で考えた事を紙に出すと、もう1人の俺が紙の上で短単語や文章で反撃してくる。それに対する考えを、また紙に書くを繰り返してゆく。書くと何を言い合ったかハッキリするし、頭の中でやり合うよりも、二段も三段も深い話合いが出来る。

なので、何か考え事をする時には、必ず書いて考えるようにしている。

 

頭の中で考えた事を紙の上に書いた瞬間、俺の手からその考えは離れてしまう。今の考えでなく、「過去」の考えになってしまう。書かれたものを見た瞬間、頭の中の、今現在の考えとはズレを感じる。ズレてると思えるのは、頭の中でまた新しい考えが生まれているから。そしてそれを紙に書くと、また頭の中に新しい進んだ考えが出てくる。この繰り返し。

書いたから新しい考えが生まれると思ってたけど、ひょっとしたら無意識で新しい考えが生まれ、古い考えを頭からどけるために書いたのかもしれない。結局どっちでもいいんだけど、書く事で更に考えを進める事が出来る。

 

書いて何かを残すことが目的じゃない。書いてある事は、書かれた段階で古くなり、大事なことでは無くなっている。今この瞬間の自分に取って、最新一番な考えは常に頭の中にある。頭の中で、より新しい、より正解に近い、考えを進めるために書いている。

頭の中で悶々とするより、書く事で確実に正解に近づける。

 

明確な「これだ!」という正解が出る事もあるけど、何となくの「正解かな?」と思えるものだったり、書き続けても正解が出ない、最悪先行きがより悪くなってしまう事だってある。それでも考えない、書かない人生よりも、より納得して生きてると思える。

生きる以上、考えて生きたい。

 

古い考えを吐き出して、新しい考えを得るために書いている。書かないと、新しい考えは出てこない。

 

これからも考えるために、書き続けたい。