書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

無意識下にいってらっしゃい

人には、意識下と無意識下の2つの人格がある。

 

無意識下の自分は、表に出てこず意識下の自分を支えてる。様々な事全てを、意識下の自分のみで捌くのは、頭にも体にも処理能力的に無理がある。意識下の表の自分を支える裏の無意識下の人格があるからこそ生きていける。

 

意識下の自分のポテンシャルは、目に見えやすくわかりやすい。できる人・できない人と、簡単に判断される。半面、無意識下のもう一つの人格は、見えにくくわかりにくい。そして表の人格とはまた別のポテンシャルを持っている。

 

無意識の方の自分は結構凄い奴で、気が付いたら意識下の自分が解決できない悩み事を解決してくれたり、意識下では忘れたくても忘れられない思い出を、いとも簡単に消し去ってくれたりもする。

先ずは、悩み事や忘れられない事を上手く寝かしつけてくれる。まあまあと、意識下ではイキってられましたけど、ここはまあひとつって感じで、どうか穏便にって。

凄いのはここからで、それらを寝かせてから、日々の生活を通じ、解決のヒントとなるパーツを寄せ集めてる。ヒントのパーツが揃い始め、おおよその答えが出そうになると、「悩み事」から布団を引きはがし、たたき起こして、答えを手土産に、意識下の自分に送り出してくれる。

 

意識下の自分が苦しんでいた悩み事に、ある日ある時「ピン!」と来た時は、その返ってきた、「悩み事」が意識下の自分の扉をノックしてる瞬間。その悩みを解消する、答えや考え方、捉え方を手土産に、「おーよく帰ってきた」って感じで迎え入れる。そこでその悩み事は解決。

 

なので悩み事に当たった時は、とっとと無意識下の自分にパスをすること。パスをするには、何でもいいから意識下の自分を、他の事でいっぱいにする事。無理矢理でも全然関係ない事でもいいから、それらでいっぱいにする。本を読むとか、誰かに連絡をするとか、Facebookに書き込むとか、本当に何でもいい。

悩み事を意識から引き離すというよりか、他の事で、頭の中と動かす身体の意識を満たし、悩み事を外へ押しやる感じ。押し出された行き場所の無いその悩み事は、意識下の自分から無意識下の自分に旅立ってる。

行ったっきりで帰ってこなくなるんじゃないかとか、先送りにしても、何も解決しないんじゃないかと恐れる必要はない。無意識の力はかなり強く、少なくとも意識下でうんうん唸ってるよりも解決の方向に向かってる。

大体、意識下でどうにもならないから悩み事になってるんだから、意識下で唸るだけ損。

 

という訳で、とっとと無意識下の自分に送り出しましょう。

「いってらっしゃい」って。