書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

その時なんて来ない

何かをやりたいと思ったら、その瞬間わき目も振らず、心の中のスペースの一番いいところに突っ込んで、1ミリでいいから動かさないと駄目。後でもできるとか、大人になってからとか、もうちょと時期が熟したらとか、何時か適した「その時」を待つのは駄目。「その時」とやらが来たと勝手に感じた時には、その最初の気持ちが変化してる。それも大抵劣化している。

 

やりたいと思った気持ちは時間をかけると劣化していく。あれだけやりたいと思った気持ちが、気が付いたらそんなにやりたい事ではなくなっている。もうその時点で、やりたいことはやりたくない事にかわってる。やりたいことはこの時点で死んだも同じ、しかも自分が殺してる。

 

そして「その時」を待って開けておいたそのスペースに、大したことのない何かで無意識に埋めている。特に関心の無い仕事とか、どうでもいい付き合いとか、嫌々やってる習い事とかが、気が付いたらそんな場所に居座ってる。

 

だからやりたいことが出てきたら、真っ先に自分からそこに詰め込まなければ。大して興味のない、他の何かが滑り込む前に、自分で詰め込まないと。やりたいことが出てくるという事は、いまやってることよりも楽しいこと、興味があること、価値があることを見つけたという事。今すぐスペースを空ける十分すぎる理由がある。だからこそ、直ぐに突っ込み動かす。

 

やりたいことを殺してしまう、そして勝手に心の中がどうでもいい事で埋まるなんてもったいない。

 

その時とは今。その時なんてこない。