書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

他者の鏡越しの自分と向き合う

自分が理解している自分が、自分の「すべて」と誤解しがちだけどそうじゃない。自分が理解している自分と、「他者の鏡越しに映る自分」を合わせた自分が本当の自分。油断してると、これを忘れそうになる。

 

鏡に映された自分は、理解していた筈の自分とちょっと違う。自分が狙った反応と比べて、良い方に違う時も、悪い方に違う時もある。相手によって鏡も違って、人の数だけ違う。都度、「こういう感じで捉えられてるのね」と思い知らされる。

 

変えないといけない事が隠れていたり、伝え方が間違っていたと気が付いたりもする。

逆に、思い狙った映り方をしていなかったとしても、ここは曲げれない、変えれないと腹を括る時もある。

映った自分を見て、変えるところは変えたらいいし、変えれないのならそのまま貫けばいいだけ。

 

鈍感になろうと思えば幾らでもなれるし、スルーも出来る。自分が理解してる自分だけに乗っかって生きる人もいる。そんな生き方も悪い生き方だとは思わない。

ただ一人で生きるなら別だけど、社会に溶けて生きていく以上、他人の鏡越しに映る自分こそ、現実の世の中の自分であって、これを無視するのは危ういように思う。

 

大事なのは、他者の鏡越しに映る自分を見ようとすること。

相手から、世から、どう自分というものが映っているのか知ろうとすること。

知った上で、そのままなのか、変えるのかを、主体的に決めること。

 

他者の鏡越しに映る自分から目を逸らさず、次の感情や行動に生かす。

それが世の中で生きるということなのかなと思う。