思いがかなう人生が幸せだけど、かなわなかった=不幸と決まった訳じゃない。
かなわなかったという事は残念だけど、何かをかなえたいことを想像したという事、目標や理想を描いたという事が、不幸だとは思わない。
かなわなかった苦しみというものはあるけれど、かなえようという目標や理想を想像できないことより幸せに思う。
実力不相応の夢を見たのかもしれないし、どうにもこうにもいろんな人や環境や世の状況にも左右されて、自分ではどうにもできなかった結果かもしれない。
それでも自分の実力以上の事を想像できるほうが幸せ。
かなえようという夢を見れるし、かなえようと成長できるんだから幸せだと信じる。
かなわなかったことは、主体的にみたらしんどいかもしれないけど、ちょっと俯瞰してみたら、望み、行動してきたそのことが、随分自分を引っ張ってきてくれたことが見えてくる。
全てかなう人生は、案外楽しくないのかもしれない。
全部が自分の想像と理想の枠の中に収まるなんて多分つまらない。
酸いも甘いもというけれど、甘いだけの人生は嫌。
酸いだけの人生も嫌やけどね。
思い描いたそれがかなわなくとも、いつかどこかで違う形で花が咲く。
それを信じましょう。