書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

適当な距離感

仲が良い=距離感が近いではない。仲の良さと、その人との距離感はまた別の問題。一人一人、その人その人に適している適当な距離感がある。仲が良い程、距離感が近い人もいるけど、全員必ずしもそうでもない。

 

仲が良いからといって、ベッタリもしていなかったり、普段から密接に関わっているからといって、それに応じて仲が良いという訳でもない。年一位で会うのが丁度良い人もいるし、同じ価値観や目標を持ち、語り合うくらい、近い距離感にいるような人でも、特別に仲が良いわけでもなかったりする。

此方が望む適当な距離感がある一方、相手にもこちらに対して適した距離感がある。お互い、同じ距離感だったらいいけど、違う場合も当然ある。こうなると、お互いストレスに感じつつも、それを差し引いても、繋がりを維持したいと思う人とは繋がり続けられるし、そうでない人とは自然と疎遠になる。

 

子供の頃は、仲が良い=距離感だと信じていたから、必要以上に寄ってしまいウザがられたり、逆に距離を離す事に罪悪感を感じたりもした。とは言え、良い歳になった今でも、たまに距離感を見誤るし、自分が望まない距離感で寄られてしまって、上手く対応できない時もある。人付き合いが上手な人って、距離感の測り方のセンスが抜群なんだろう。羨ましいけど、真似できるようなものでもないし。

 

人によって、望む適当な距離感が違う事はしょうがない。理屈でも無いし、お互い様でもある。だからこそ適当な距離感を意識しておくことは大事だし、それを測る力を大切に磨きたい。意識し続け、相手に対する自分の感覚に嘘を付かない事で、磨き続けたい。