書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

言うのをやめたい3つのこと

「思っていたのと違う」と言うのをやめたい。自分が期待する最大のものを、得られて当たり前と勝手に思っていた浅はかさを、恥ずかしく思う。相手とキチンとコミュニケーションを取れていれば、少なくともこんな情けない言葉を吐いてはいない。自分の至らなさを、恥ずかしげもなく叫ぶのを止めたい。

 

「失望した」と言うのをやめたい。相手の現実を知らず、勝手にこちらが決めているイメージで相手に接し続け、相手が現実を見せた時、イメージとの違いの責任を、一方的に押し付けている。勝手に期待して、勝手に駄目出しする高慢な自分が嫌になる。上から目線で、此方の感想だけを一方的に押し付けるのを止めたい。

 

「あなたの為を思って」と言うのをやめたい。子供なら兎も角、いい大人の相手に対して、本人が困っていない、疑問に思っていない状況に対して、此方の価値観に基づく善悪を安易に押し付けたくない。その人の人生に責任なんか取れないのに、軽々しく自分の価値観を投げつけるのを止めたい。

 

言い回しは多少は違えど、大凡この3つの意味の言葉を発している時は、毒を吐いているのと同じ。やめるべきだしやめたいけど、油断すると口に出してる。ゼロに出来ない。そこ迄人間出来ていないし、恐らくこの先、死ぬまで完成もしない。

ただ、だからと言って、開き直るわけにもいかない。

 

たまに出て、後悔して反省して、そしてまた出る。

そのサイクルを、せめてできるだけ伸ばす事だけは、自分に科したいと思う。