書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

ボタンの先を知る

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扇風機の後ろを塞ぐと風が出てこないんです。

 

羽根がブーンって回ってるのに、風が出てこないんです。

無風。後ろ塞ぐと。


これを読んで皆さんどう思いました?

いやいや、こいつはこんなにアホなのかと思った人が、大半かも知れませんけど。

 

たまたま後ろを押さえたら全然風が出てこない、でも羽根は回ってるという現象に、本当にびっくりしてしまったんです。

 

そりゃアホでも、一応底があるアホだから、ちょっと考えたら理屈は分かりますよ。

後ろや横の空気を集めて、それを前に投射出来るような羽根の形状をしている、それで風が生まれてる、それはわかるんです、考えたら。

 

何が言いたいのかというと、こんなに身近にあるものでも、どういう仕組みで動いてるのか、今まで「考えもしなかった自分」に驚いたんです。

 

扇風機はたまたまで、他にも周りにあるもので、どういう仕組みで動いてるのか考えもしなかったもの、たくさんあるわ~ってことに驚きました。

 

知らなくて当たり前。

だって知ろうとしないし、考えようとしなかったんだから。

そういう自分に驚いたという。


そら今までそんなの知らなくて生きてきたんだから、これからも知らなくたって生きていけます。
仕組みなんて考えもしない、わかんないけど、ボタンを押せば動く機械があって、ボタンを押してそれを動かせば、楽ちんで勝手に望むことをしてくれるということを知っているだけで生きていきます。それでいいんです。生きていける。

知ったところで、ボタン押すという事は変わらないし、知ってようが知ってまいが、ボタン押したら同じ。

 

でも、できるだけなんでそういう仕組みなのか、どういう理屈でそうなってるのか、やっぱり知っておいた方がいいんだろうなってのも思うんです。

知らないよりも、知ってるほうが、ちょっとだけ人生楽しくなる気がします。

 

という訳で、いい歳のおっさんですけど、ボタンを押す前に、それはどんな仕組みなのかちょっと考えてみようと思います。

 

そういや、飛行機が飛ぶ仕組みを知った時、めちゃくちゃ感動したことをふと思い出しましたわ。