書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

勝ち方と負け方について

仕事だろうがスポーツだろうが、他人との競い合い、勝負に関しては、勝ち負けの結果がハッキリでる。やる以上、どれだけ不利な戦いだろうが勝ちを目指すし、最後は結果が全て。ただ結果も大事だけど、最近は勝つにも負けるにも、その中身、どう勝つか、どう負けるかに、よりこだわるようにしている。

勝ちにも負けにも、圧倒的か僅差か、その真ん中なのか。その勝負、相手毎にちょうどいい塩梅がある筈なので、そこをどれだけ深く見極める事が出来るか。

勝ちにも、再戦を畏怖させる位、圧倒的に勝つのがいい時もある。長く勝負を繰り返すとわかってる相手なら、ワザと僅差での勝ちにして、「あと一歩まで追い詰めた、次は楽に勝てるかも」と油断をさせるのもいい。

負けにも、勝てないと悟っていても、あえて最後まで突き進み、負けっぷりを見せつける事で舐められなくなったり。次戦でより有利になれるよう、勝負を捨て、色んな手を試したり、強みを隠したり。

昔は何も考えず、そのまま流れで勝つことで、相手に敬意を欠く仕打ちをした事もあったし、逆に挑発的な勝ち方を仕掛けられ、後年、同じ勝ち方でやり返したこともあった。どちらも、お互い不毛な消耗をしてしまった事を覚えてる。

勝負と書くと厳つい感じもするけど、お互い求めるものが同じ、ただ一つの結果で、どちらか、又は1人しか結果を得られない出来事に関しては、みんなこんな感じなんじゃないか。小さい子供が、遊具を譲る、譲らないなんかだってそう。譲り方、譲られ方があるし、意外と子供の方が、その辺上手くやってそうに思う。

勝つか負けるか。結果は、相手も真剣だからわからない。でもその中身は、自分である程度コントロールできる。勝ち方、負け方をちゃんと考えて結果を迎えたら、今日の勝ちが明日以降の負けになったり、今日の負けが、これから続く連勝のきっかけになったりもする。

勝負な以上、結果が大事。でも勝つ、負けるで止めてしまうなんて勿体無い。