書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

京都ってあまり好きではありません

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京都って自分の中では栄光と挫折の街です。

 

20年前、社会人になって初めての会社で、京都の支社に配属されて5年ほど頑張った街が京都です。酸いも甘いも味わった街です。1,000人以上の営業の中で、TOP10に選ばれて表彰されたのも京都ですし、その翌年目標とモチベーションを失って病んでしまったのも京都です。その後その会社を退社して、結果的に今いる業界に入れて幸せなのですが、それでも私にとっては複雑な街でした。小さい小さいプライドなのですが、自分にとっては「最後に叩きだされた街」としてどうしても嫌で避けていました。そんなこんなでその後の社会人人生の中では京都に関わる事は無かったのですが、今の会社に入って3年ほど前から京都担当を打診されていました。

 

ウチの業界にとって、東京と京都は別格の場所で、そこを担当できるのは大変光栄なことです。でもその時の思いがあるので拒否してきました。初年度は「やりたいなら任せるよ」と言われて「絶対嫌です」と答えて、2年目は「やってくれないか」と言われて、「なら会社辞めます」と答えて、3年目は「もう決めたから」と言われてしまいました。

 

嫌々1月から担当していて、それでもまあボチボチやっていたのですが、4日間缶詰の仕事があり、その初日に皆でご飯食べて、ホテルに帰る前に一人で歩いて昔いた会社を見に行ってきました。もうその会社は他の場所に移転しているのですが、それでも思い出の場所は以前会社があった場所です。何の変哲の無いビルですけど、私にとっては今でもそらで住所と電話番号を言えるのです。

 

暫くその場所でボーっとして気持ちを改めました。逃げててもしゃーないしねって、ちょっと気持ちを新たにします。

 

避けててた京都が好きになるような生き方が出来れば、人生成功してるってことでしょう。