書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

富士そば誘致運動

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あの『富士そば』がインバウンド外国人向けのグルメ雑誌、webに『気軽に楽しめる日本の味』で人気があると聞き、世の中どこでどう転ぶかわかんないもんだなと思いました。『富士そば』を含めた立ち食いそば業界にワンチャンあるかもしれない、グルメ雑誌が取材して、煌びやかなお店になって入りにくくなるのは嫌だけど。

 

基本関西で立ち食いそば系のお店、『富士そば』みたいなファーストフードのそば屋って見たことありません(あるんでしょうか?)。「それは関西にそば文化が無いから」と言われそうですが、じゃあ逆に関西では『富士そば』ならぬ『富士うどん』的な店があるかといえば無いし。はなまるうどんとか丸亀製麺的な店は決してあの『富士そば』あたりの醸し出す雰囲気の店じゃないですよね、ファミリー向けじゃない、なんかビジネスパーソン御用達的なあの雰囲気。寧ろ関西人は知らないけど、『山田うどん』という地方チェーンが関東にはありますから、この辺は完敗なんじゃないでしょうか。

 

くたびれたプラスティックのコップに自分で水入れて、これまたヨレたスポンジなんかちょっとはみ出た椅子に座り、前の人が溢した汁とか米粒をきったない雑巾で拭いて、BGMはなんか聞いたこともないマイナー歌手の歌うド演歌の中、そばをかっくらうあの感じ。これ全部わざと『富士そば』が演出してるんじゃないかと思ってしまうぐらいたまんない。「あー、俺は資本家に搾取されるプロレタリアートだなー」とか思いながら、急いで食べる。回転率を上げるための演出だと思います。

 

関西でも需要あると思うんですよね。勿論ちゃんとした店のほうが美味しいんだろうけど、短時間、且つ安く気軽にそばを食べれるのは羨ましくてしょうがない。それでいてあの雰囲気を味わえる富士そばは貴重です。

 

結論、『富士そば』も関西に店出すべきです。『小諸そば』とか『ゆで太郎』でもいいけど。