書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

馴染みの店

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ちょっと大事な人をもてなすことになり困りました。

 

「ウチのなじみの店や、大将頼むで!」なんてカッコいい大人になってないのです。
言い訳をすると、今の仕事柄、自宅から顧客の所に直行直帰、接待なんかないので、そもそも「ええ店」と言うのを知りません。

 

とは言え、「食べログ」とかその手のネットの情報で店を予約するのもやはり違う相手で、困りに困り、無い頭をフル回転させて思いついたのが本町です。5年前に所属していた組織がここにあり、その際色々な店に行っていました。逆に言うと此処しかないぐらいですし、本町と決めて本日下見に行ってきました。

 

いやーまいった、軒並み無くなってました。

 

4件ほど候補があり、一番の本命はちゃんと残っていて良かったのですが、他の3軒はつぶれていました。別に流行りを求めていた店でもないし、味は抜群だし、各々個性的で繁盛もしていた筈なんですけどね。潰れた後はチャラいお姉ちゃんが接待系な店や、チェーンのうどん屋、もう一軒は飲食店ですらありませんでした。

 

飲食店ってオープンしてから2年で95%が店を閉めるそうです。少なくとも私が通っていた時は10年以上やっていたお店ばかりのはずで、相当な勝ち組だったはずです。その3軒でもこの5年かそこらが耐えきれなかったという事なんでしょうか。

 

飲食業界の競争の激しさに驚きつつ、想いでの店だっただけにちょっと感傷的になってしまった1日でした。