採用面接について。
お見合いと同じです
採用面接を受ける側も、開く側も経験したことがあるけど、基本新卒をなぎ倒して足斬りするような面接でもない限り、じっくりお互いを見合うために金よりも貴重な時間割いてる。お見合いみたいなもんです、ゆっくり話し合いましょうが基本、戦争するわけじゃないんだから、焦らずに。無理かもしれないけど焦らずに。
言わなくても良い事
実績や成してきたことは履歴書や職務経歴書に書いてるし、それ見たら読む人だれでも100%簡潔にわかるように書いてないとそもそもダメ。お見合い写真と同じ、きっちり化粧して見栄え良く、でも嘘じゃない自分が写ってる。それ見て面白いから、興味を惹かれたからお見合いの機会があるわけでしょう。だからそんな紙に書いてあることを改めてアピールするのは時間が勿体無い。聞かれない限りそういう事はいちいち言わなくてもOK。
嘘つくのはダメです
お見合い写真であなたを良いなと思って会ってるんだから、基本オッケーなわけです。肯定が前提、そこで嘘ついてもしょうがないと思う。嘘ついて変な気にいられ方してもあとでキツい。後で嘘つき呼ばわりされるような事言った先に幸せなんて見えない。採用面接はお互い仲間として、お互い幸せになれるかの確認なんだから、嘘ついても後でお互い苦しくなる。出来ない事を出来ると言って、出来ない事を大量に振られたり、やりたくない事をやりたいと言っても同じ。面接で嘘つくのはダメです。ここまで読んで嘘なんて言う訳ないと思ってると思いますが、人間緊張してテンパるとトンデモない事言って、その風呂敷たたむために自然に嘘つくときがあります、注意しましょう。
緊張はしてて当たり前、先ずは笑え
その後の生き方が変わる可能性がある採用面接で緊張しないような奴は、そもそも雇われるんじゃなくて起業してるような奴か、とんでもなく出来ない奴。その緊張を笑いに変えてしまいましょう。無理にひきつってでもいいので「緊張してるのでうまく話せないかもしれません、すみません」でアハハって引きつってでも笑ったら自分も楽になるし、面接するサイドだって暖かく笑えます。愛嬌でしょう、見合いだって緊張する。絶対最初に笑え。
先に結論を言いましょう
端から言うのは簡単だよなって思われるかもしれないけど、基本肯定してくれるんだから、言いたい事を自信もって簡潔に。質問や投げかけに簡潔に結論言ってしまって、その後になんでそう思うのかゆっくり付け足せば聞く方も楽だし、理解しやすい。テンパっても先に結論言ってるから大丈夫。で、最後に結論をもう一回言えば印象も強まります。
物語にしましょう
折角の本人同士のお見合いなんだから、何処かで書いてきたような、文章のような言い方はやめましょう。物語のようにというとハードル高いかもしれないけど、直属の上司やゼミの先生に話しかけるような感じにするのが、過剰にならずに、フランクにならなさ過ぎずで丁度いいんじゃないかと思います。綾瀬はるかに話しかけるのはガチガチになるし、国語の文章口調になるだろうけど、クラスのアイドルになら、ちょっと緊張しながらも、話すような感じで物語語れます。
結局熱意です
最後は「熱意」とか言うとお前はダサいと言われるかもしれないけど、やっぱりこれだと思います。「どーしても入りたいです、理屈は今まで言ってきた通りですけど、もうそんなのチャラでも良いので入りたいです、入って「何々」をやりたいです!」って喰らい付くべき。愛の告白。お見合い写真から気合の入った化粧も、みんなこの最後の一押しの為にあります。最後の最後、どんだけカッコ悪くても絶対本音で入りたい意志をおもくそぶつけてやりましょう。それで響かない会社なら、どれだけよく見えても多分あなたには向いてないという事だと思います。
偉そうに色々書きましたけど、唯一転職経験に関してだけはあなたより勝ってるので、言いたい事書かせて頂きました。
明日の健闘祈ってます。