書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

選択について

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世の中で起こるすべての出来事、自然現象も人間が行う事も全て、その規模程度も全て単独では終わらず、必ず後の何かに影響を与える。

 

石ころが転がったら、土砂崩れになるかもしれない。石ころが転がって終わりかもしれないけど、空気はそれで動かされてる。正に「リオデジャネイロで蝶が羽ばたくと、数週間後にはテキサスで竜巻が起こる」(カオス理論、バタフライ効果)とかの話で、要はどんな些細な事でもそれが色んな事に変化を与えて、全く想像もしていなかった未来の出来事に繋がっていくというこの考え方が凄く好きだし、自分のどんな些細な選択でも、後の自分に大きく影響を与えてると思う。

 

例えば仕事中、ちょっと休息で車を停めて珈琲を飲んだとしたら、休まなかったら5分早く通り過ぎてた道で事故が起きて渋滞、予定していたアポイントに間に合わず商談失敗。その商談が上手く言ってたら他にも芋づる式に他の案件が口伝で出てきたかもしれないし、それが成っていたら競合会社にも評価を受けてヘッドハント、インセンティブでフェラーリ

 

 珈琲飲んだからフェラーリ逃した!は、雑な例えとしても、自分が都度都度選択した事は、全部未来の自分に繋がり降りかかってくる。単独では終わらない。

 

ホンの些細な何でも無いその時の選択が、後の出来事に大きな影響を与えるという事は結構聞く。たまたま偶然受けた些細なサービスでその企業のファンになり、そこに入社、出世して会社の方向性と世の中を変えたとか往々にして聞くし、その逆のような話も勿論聞く。自分も些細なタダの偶然で足繫く通う店が出来たり、好きになった商品なんて数えきれない。

 

 1つの選択がどのような結果であれ、ずっと先にその影響は続いていくし、派生でまた色々な選択が出てくる。確実な予想を求めるなんて無意味だと思うけど、それでも手持ちの情報で出来る限り望みの方向に進めるよう、自分なりに考察し、未来を考え、目標を定め、それに沿って努力してベストな選択をしていくしかない。但しそれはあくまでも自分が把握してる範囲でのベストであって、その裏にはその何倍もの把握できてない状況があり、本当のベストなんかじゃない事も理解しておかないといけない。本当のベストじゃない以上、未来は危ういと思った覚悟で物事に挑めば多少は余裕も出てくるし、結局何があっても対応もしやすい。予想外の事が起きても諦めもつく。そこまで考えて運を待つぐらいの方が、精神衛生上自分にはいい。

 

だから選択の時には、常に次にどういう流れが来ても動じないような気持でいたいし、予想は立てるけど予想外の事が起こっても当たり前な気持ちでいたい。そして納得できるようにも、出来るだけ自分には正直で、自分に優しい選択をするようにしたい。そういう選択をし続けていけば、これからも何となく乗り切れていけるのかなと思う。