書くことは娯楽

内省持ち。何時も何か考えてます。会話でなく対話が好き、何時も誰かと対話していたい。内省と対話の結果、自分の中で出来た何かを言語化して残します。プロサラリーマン、プロ営業。バイクとビール好き。

1㎜浮いた

今年から組織の都合で出張が多くなった。下手したら地元の大阪には土日しかおらず、月曜から金曜までずっと出張でホテル住まい。月曜朝から金曜夜まで、車、新幹線、飛行機をフル活用。そんな生活に慣れてきている自分にも驚くけど、基本やっぱりしんどい。…

助演

自分の人生に集中しすぎると、加速感が増すにつれて視野が狭まり、自分以外見えなくなる。集中と充実の加速度が強すぎて、他の人が見えないし、気にもならなくなる。周りはゲームで同じセリフを吐く、ただのモブキャラのように見える。 関わる人とのやり取り…

頭のいい人

地頭があまり良くないから、「頭のいい人」としゃべる時には、結構なやり取りになる時が多い。向こうは当たり前と思っている単語や知識がわからないので、スムーズに話が進まない。やり取りの道に段差がある。段差で都度立ち止まる。段差を砕くために、何度…

深夜ドライブ

学生時代、今でいうリア充では無かったので、バイトの無い夜はとにかく暇だった。つるむ連中も似たような感じなので、誰かが声を掛ければ皆、集まる。ただ集まっても何をするでもなく、目的地も決めず、深夜だらだら誰かの車でドライブするだけ。金も無いの…

ベクトルと速度

「あの人は変わった」という表現を今も昔もよく聞く。自分でもそう思ったり、誰かにそう言ったりもしてきたけれど、表現としては、むずがゆく悶々としてしまう。 間違ってもいないけど、言葉が足らない。ちゃんと表現すると、今まで同じベクトル、同じスピー…

元上司との想い出と現在進行形の話

以前働いていた会社の上司と、その時の先輩経由で繋がっている。直接繋がれば、話せばいいのにと周りからも言われるし、元上司も「連絡してこい」と言ってくれているのだけれど出来ない。後ろ足で砂をかけるように逃げた結果の転職で、あの時、散々世話にな…

ブルガリア

ちょっと前に、出張でブルガリアへ行ってくれないかと相談を受けた。ただ打診された日程に、どうしても外せないプライベートの予定があり、悩みながらもそちらを優先した。元々旅行があまり好きじゃないし、失礼ながらそう興味を感じないブルガリアに行くこ…

お利口じゃない休日

休みの日なのに、お利口に計画と予定を立てて、遊ぶこと、やりたい事にも時間を決めて、始まりと終わりを意識している。平日と同じように律義にスケジュールの線を引き、ここからここまではアレをやって、ここからここはアレをやると決め、凡そその通りにこ…

隠さずちゃんと見せること

相手のことをよく見る人でも、自分も同じぐらい見られていると気を使う人は少ない。此方が見るのと同じ程度で、相手からも見られている。自分が不快と思うなら不快と見られてるし、愉快と思うなら愉快と見られている。ちゃんと伝わっている。 よほど特別な才…

変わり変わる

何もしていないから、以前と比べて何も変わっていないなんて、何時からそんな勘違いをしていたんだろう。 時間が進む以上変わる。以前と同じこと、もの、現象、関係などありえない。何か出来事が起こって、明らかに変わること以外にも変わっている。何もして…

ひらがな にする意味

同じ表現でも、伝えたい相手や状況によって、ひらがなを積極的に用いたい表現がある。お疲れ様を、「おつかれさま」と書くような感じ。特に「お疲れ様」という言葉は、ひらがなの強さを意識させてくれる象徴的な言葉で、ひらがなのやわらかい、やさしい感じ…

時間に耐えうる文章

20年ぐらい前、何人かのブログにハマっていて、更新を楽しみにしていた時期があった。楽しく読ませて頂きながら、何を食べて呑んで頭を鍛えたら、こんな面白い文章を捻りだせるんだろうと思っていたし、自分も何時かそんな文章を書けたらと憧れてもいた。 楽…

誰かの喜び

誰かの喜びを素直にこちらも喜びたいけど、そうできない時がある。スポーツ含む、勝ち負け事のように、その誰かの喜びが直接的に自分の利益を損ねるものでなかったとしても、それでも受け入れられない時がある。 だからといって、それを口にするような下衆な…

勝ち負け

誰かと何かを競う時、ルールや数字上で勝敗が決まったとしても、それは見た目、客観的に見た、勝ち側と負け側が決まっただけの話。互いの立場、互いの主観において、競う事について勝ったのか負けたのかは、また別の話。客観的に見ての勝ちと、主観的に見て…

他人の庭

ここ4、5年、こういう風になればいいのにな、こういう未来があればいいのになと、思い願っていたことが、そうはならないということが確定した。 目標が叶わないというのとは違う。自分がやれることは何もなく、努力もできない。何もできない事に対する願いを…

ピンを潰せ

東京に行くと何時も顔を出す、お気に入りのお店が、「店の近辺が再開発エリアとして決定した 何時迄同じ場所で店をやれるかわからない」と、Twitterで呟いていた。丁度先々月、同じように大切にしていたお店が、惜しまれつつ閉店したことも重なって、想い出…

加点な考え

昔から、身体的ハンデキャップを持つ人を見た時の、「かわいそう」と思う気持ちを無くしたかった。そんな気持ちで見ている自分を、なんて嫌な奴なんだと、自分を振り返る度にがっかりしていたし、幻滅していた。認めたくないけど、無意識で彼らを「足らない…

あやふやなのはお互い様

自分で自分のことを「俺はこういう人間だ」と理解し、人にそれを表現出来ていると思い、結果、相手に伝わっているとも思っているけど、そうじゃなさそう。相手によって見えている自分は違う。相手によって植え付けている印象は違う。受け手の人毎に違う自分…

お店で買う

特別な思い入れのある書店が先月閉店した。それは知っていたし、事実だと確信もしていたけど、一応その書店に直接行ってみて閉店していた事を確認した。そこで買った本は多くは無いけど、どの本をどんな感じで買ったのか覚えているし、それ込みで、その本の…

10分

最近、仕事もプライベートも、やらなければならない事で忙しすぎ。やりたいと思っていることに割く時間が取れない。平日だけでなく、休みの日もそっちの方に時間も意志力も取られている。ただやらなければならない事だし、今の状態がずっと続くわけでもない…

刺されば価値あり

此方のやった事、言った事に対して、否定的な事を言う奴は何処にでもいる。此方の事情を知っていようがいまいが、その時の状況を知っていようがいまいが関係無い。 その否定的な反応に対して腹を立てるのは仕方が無いとして、そこからやらなきゃよかったとか…

本物と電子の差

完全に私見で。 紙の本と電子書籍は同じじゃない。紙の本と電子書籍は全然価値が違う。同じなのは中の「情報」だけ。本の価値は中に書いてある情報だと言い切る人には同じかもしれないけど、俺にとっては違う。ストレートに言うと、電子書籍は本物じゃない。…

今なんでその言葉が

言っている本人も悪気はなく、その言葉自体も別に何も悪くない。他のタイミングで聞いたら、なんとも思わない普通の言葉。なんだけど、昨日今日も含めた今迄の人生、その瞬間まで色んな流れで色々あって、それらが複雑に混じり合った結果、今、その言葉は聞…

此処に住むのもありかもな

この間、出張先のある街で地下鉄を降りて、構内のローカルな広告を見たときに、「此処に住むのもありかもな」とふと思った。思った瞬間、そう思った自分に驚いた。今迄の自分なら絶対にそうは思わない。でもふと思ったという事は、前後に何もなく、本心でそ…

私見、セールスについて

私見で。 提案も含めて、製品の良さを誰かに伝えるのがセールスの仕事。自分で目の前の誰かをお客様に変えるために、製品の良さを響くような言葉に「翻訳」して伝えるのが仕事。なのでその製品がわかりやすく、完璧であればあるほど、セールスの存在価値が薄…

8割と2割へ

先日、卒業式に参加した。生徒代表のスピーチをしたり、代表で卒業証書を受け取ったり、記念品を受け取ったり渡したりする奴は、大抵リア充っぽい子。なんかそんな子が2割ぐらいで、あとの8割は良くも悪くも普通。テレビドラマやニュースのインタビューなん…

支配欲

ある時期から、人より支配欲が強いのではと思うようになった。高慢で下品、恥ずかしい事なので、それを意識し始めても、誰にも言った事もないけれど。 他の人を支配したいとかそういった類ではなく、自分に起こる出来事とか、自ら起こそうとする事を、常に自…

正解と価値感

世の中、思っているより、正解と間違いがハッキリしていることが多い。割と曖昧だと思いがちだし、実際そんな感じを受ける時も多いけど、ちゃんと過去の似たような事を振り返ったり、回りの空気を見たら、少なくとも今のこの場とタイミングでは、これは間違…

壊れたものを持ち続けること

スーツケースが壊れてしまった。2つのファスナーで締めるタイプで、ファスナーの一つが知らぬ間に壊れて脱落、そのまま何処かに行ってしまった。ここ数年、出張が増え、使い倒していたのでしょうがない。寧ろ安いノーブランド品だったのに、よくここまで持っ…

見守ることって

見守るって、ただ単に口出しも手出しも、何もしない事だと思っていたし、簡単な事だと思っていた。でも、本当に見守る事しか出来ない状況になって、それはそんなに簡単な事なんかじゃないと知った。 見守るという言葉が出るのは、大事な人やことだからであり…